パソコンを使っていると、「USBを挿す場所が足りない!」となりがち。
最近は何かとUSBから電源を引っ張ってくる商品が増えてきて、余計にポート数が足りないんですよね・・。
・キーボード
・外付けHDD
・オーディオインターフェイスetc
もともとのポート数では全然足りない!
そんな時に便利なのが「USBハブ」。
これを使えばUSBポートを手軽に増設することができるので、USB機器の同時接続数を増やすことができます。
しかしながら、USBハブは商品数も多く、1000円以下で買える安価なものから5000円程度するものまで様々です。
安いという理由だけで商品選んで大失敗なんてことも…。
このページでは、おススメUSBハブを紹介していきます。
この記事の目次
【USBハブの種類】
USBハブには大きく2種類あります。
セルフパワーとバスパワーです。
セルフパワータイプ
- 外付けHDDのような消費電力の大きいデバイスに使用する人
- ポート数が多い方がいい人
バスパワータイプ
- マウスやキーボードなど消費電力の少ないデバイスに使用予定
- ポートの拡張数は4ポートぐらいで十分という人
それぞれの特徴からまとめると上記↑のようになります。もう少し詳しく説明していきましょう。
セルフパワータイプは家庭用のコンセントからACアダプターで電源を供給する必要があります。
と、思うかもしれませんが、その代わりに電源供給が安定するので使用するデバイスの動作も安定します。
特に恩恵が大きいのは外付けHDDのような消費電力の大きいデバイスです。
バスパワーのUSBハブにはない安定性とポート数の多さがセルフパワータイプの魅力と言えます。
そんなことはありません。
バスパワータイプはUSBポートに差し込むだけで使用でき、手軽さ+安価で良い商品が多いのが特徴です。
電力供給がUSBポートからのみになるバスパワータイプは、消費電力が大きくなると動作が不安定になります。その仕様上、ポート数が少ない商品がほとんどです。
なので、ポート数の増設は4ポート程度で良く、使用デバイスもマウスやキーボードのような消費電力の少ないもののみに使う予定の方には向いています。
【USB2.0/3.0/Type-C】
それぞれの違いを簡単にまとめると、
USB-A 3.0
- データ転送速度は5~10Gbps
- 青色のソケットが特徴
- USB2.0と互換性があるので、完全上位互換
- USB 3.1 Gen1/ Gen2は更に上位規格
USB-A 2.0
- 安価
- 転送速度480Mbps
- モデルとしては古い部類に入りつつある
USB-C
- 転送速度10~20Gbps
- 充電の標準規格になりつつあるが、ポート側はUSB3.0が主流
最近ではUSB-A3.0専用デバイスが主流でUSB2.0はなかなか見かけません。
デバイスが高性能であればあるほど、データの転送速度が求められるからです。
その分USB2.0で問題ないのであればUSBハブも安価で済みますので、使用目的と財布と相談して選んでいきましょう。
また、充電するデバイス側はUSB-C規格が主流。
反面、電力を送り出すポート側はまだまだUSB-A規格がほとんど。
「USB-C(ポート)→USB-C(充電デバイス)」より「USB-A (ポート)→USB-C(充電デバイス)」のイメージ。
個人的にはUSB-A3.0ポートが多いものをおススメします。
セルフパワータイプのおススメUSBハブ
ROSONWAY USB3.0ハブ 電源付き 10ポート USBハブ
・最大10ポートまで拡張
・12V/3Aの高出力、安定電源供給
・10ポートは全てUSB3.0かつ高速転送・急速充電に対応
・セルフパワーであり、消費電力の大きな外付けHDDもデータの伝送も安定して行える
・個別スイッチ付
10ポートまで拡張することができ、12V/3Aの高出力によって全てのポートで安定した電源供給が可能。ポート数が多くなると電力が足りず動作が不安定になることも多いですが、その点を12V電源入力インターフェースでしっかりケアしており、充電を必要とするワイヤレスを複数お持ちの方やUSBを抜き差しするのが手間、または同時充電したい方にもおススメしたい一品です。
セルフパワーなので、コンセントは必要となるものの、安定性も獲得できている。
全体的に欲しい機能がまとまっており、コスパ◎のイチオシ商品です。
RSHTECH USBハブ 3.0 電源付き 7ポート
・拡張数は7ポートで価格も控えめ
・十分な拡張性能
・セルフパワーとバスパワー両用←POINT!
・独立スイッチ付き
また、セルフパワーとバスパワー両用という点も大きく、そこまで電力を必要としないならばACアダプターから電源供給せずバスパワー利用も可能。必要に応じて使い分けることができる点も◎
10ポートも必要ない!という人におすすめです!
Atolla USB3.0ハブ 7ポート+ 4充電ポート CH-210K
・充電専用の4ポートでは急速充電が可能
・独立スイッチ付
全11ポートのうち4つは充電専用ではあるものの、急速充電に対応しており、単純なポート数で言えば前述の「ROSONWAY 10ポート」よりも多い。
ポート毎にON/OFFができるのも何かと便利。
充電したいデバイスの数が4つ以上の方には使い勝手の良い商品です。
ROSONWAY USB ハブ 3.0 電源付き 4ポートUSB Hub
・拡張数は4ポートで価格も控えめ
・セルフパワーとバスパワー両用
・独立スイッチ付き
ポート数は4ポートと少な目ですが、その分場所を取らないので、机の上で使いたい場合などには便利な商品です。
セルフパワーとしても使えるので、ノートパソコンや旅行用に1つもっておきたいですね!
バスパワータイプのおススメUSBハブ
Anker USB3.0 ウルトラスリム 4ポートハブ AK-A7516011
・安定と信頼のAnker製
・コンパクト設計で持ち運びも負担にならない
AmazonのUSBハブのランキングでは1位常連の人気商品。
やはりAnker製はスタイリッシュでかっこいいですね。
4ポートなので必要最低限ではあるものの、価格もそこまで高くないので、とりあえずポートを増やしたいというライトユーザーにおススメしたい一品。
Anker PowerExpand 8-in-1
・USB-A
・USB-C
・HDMI
・イーサネット(有線LAN)
・microSD&SDカード スロット
全て盛り込んだAnker製のマルチハブ。
必要なものは全部付けましたといった感じで、ノートPCには特におすすめ。
PC側にUSB-Cポートがあるならコレひとつで仕事がだいぶ楽になります。
Sabrent USB 3.0 3ポート/プレミアム・アルミニウム[90°/180°回転式] HB-R3MC
・USB3.0
・省スペースで機能的
・ノートパソコンユーザーにに特におススメ
YFFSFDC USBハブ 3ポート USB3.0+USB2.0コンボハブ 超小型 バスパワー usbハブ
・超小型で3ポート
・USB3.0も1ポート付いている
iBUFFALO USB2.0ハブ 4ポート スタンダード BSH4U055U2
・安定と信頼のBUFFALO製
・安い
・Nintendo Switch対応
USB3.0とかにこだわりがなく、とにかく安さを求めるならこの商品。
USB機器を使っていると、3.0だとなぜか不具合がでたり接続が安定しないものが結構あります。
とりあえず1つあれば安心です。
【番外編】USB Type-C ハブ
GIISSMO USB C ドッキングステーション 9-IN-1 USB Type C ハブ
・USB3.0はもちろんのこと、SD/Micro SDカードスロットやHDMI×2 も拡張
・PD急速充電
・ノートPCには必需品と言っていいレベルの完成度の高い商品
・トリプルディスプレイにも対応
拡張性が非常に高く、これ1つあればそうそう困ることはありません。
Type C のあるノートPCなら1つ常備したいところです。
まとめ
たくさん商品がある中で、最適なものを選ぶのは時間と労力のかかるものです。
USBハブを選ぶ際のポイントは、
①セルフパワータイプかバスパワータイプか
②充電性能をどこまで求めるか
③USB3.0かUSB2.0か
ある程度自分が何を求めているのか、自身の環境に照らし合わせて考えてみるといいです。
USBハブでPCライフを拡張しましょう!!
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