職業柄、椅子に座って長時間過ごすことが多く、腰や肩など背中全体のコリには常に悩まされています。
このコリを解消しようと、その道のプロ「鍼灸整骨院」に通っていた時に受けたアドバイスの中で、一番役に立ったモノを今回紹介しようと思います。
この記事の目次
コリにシップは厳禁
複数の鍼灸整骨院に通っていましたが、どの先生も口をそろえて言うのが「シップはダメ」ということ。
肩こりでも腰痛でもいいのですが、とにかくコリというものの原因は「血行が悪いこと」。
そして、人間の体というのは、冷やすと血行が悪くなるのです。
「でもシップを貼るとコリが緩和されるじゃないか!」と思われるでしょう。
それは一時的に和らげているだけで、「治療」とは真逆の行為なのです。
シップの効能が切れたら、コリも当然悪化してしまいます。
それでも耐えられない、どうしても辛いときはありますよね。
なのでそういう時は、今から紹介する方法を試してみてください。
温めて血行促進
ズバリ、温めることです。
患部を温めることで血行が促進され、コリの緩和につながります。
そんなもの効くか!と初めて聞いたとき思いました。
これが意外と効果があり、しかも即効性があるのです。
例えば、濡れたタオルをレンジで温め、蒸しタオルを患部に当ててみてください。
コリが和らぐのが実感できて、めちゃくちゃ気持ちいと思います。
今までシップが安売りの度にまとめ買いしていたシップも買わなくなりました。
当然蒸しタオルを毎回用意するのは手間ですし、外出時にコリに襲われたときにはシップも有用です。
ですがその時は、冷やすタイプのシップではなく、バンテリンのようなチューブから出す常温の商品をおすすめします。
要は使いどころですが、家にいるときまでシップを使う必要はありませんよ。
これ以上悪化させたくないですし、経済面でも蒸しタオルの方が財布に優しいのです。
是非お試しあれ!
根本治療はどうする?
コリの原因の多くは姿勢が悪いこと。これに尽きます。
姿勢が悪い→血行が悪くなる→コリが出る→コリが辛いので、楽な姿勢(悪い姿勢)を取る
この悪循環が断ち切ることが根本治療につながります。
しかしながら、根本治療は難しいと考えています。
姿勢が悪くなるのは、その状態が楽、スタンダードな筋肉が付いてしまっているからです。
先生曰く、この筋肉の状態を修正することが、根本治療の唯一の方法とのことで、相当な根気がいるとのことでした。
では、どうすればいいのか?
「少なくとも半年間、いい姿勢を維持し続けること」です。
なぜ半年間なのかというと、筋肉が入れ替わる(?)のに6か月ぐらいかかるからだそうです。
私はこれを聞いたとき、その理論に納得するとともに、根本治療を諦めました。
姿勢が悪い人間が、いい姿勢を維持することは、正直1分でもしんどいのです。
それを半年間維持し続けるのは、苦行を通り越して荒行です。
あと、その間は鍼灸整骨院に通い続けて状態を修正していく必要もあり(これは営業トークかもしれませんが)、費用面でもとんでもないことになっていきます。
ある程度はコリを受け入れつつ、悪化しないように血行を整えていくことがいいでしょう。
まとめ
コリと言えばシップのイメージがあるので安易に使ってしまいがちですが、間違った解消法だと悪化してしまいます。
今回の記事を読んで、温治療を始めてみてください!